展覧会情報 +me vol.5

+me(プラスミー)

第5回目となるこの展覧会は、2002年から2010年まで開催してきた「インディペンデントCASO」の進化版として新しく生まれた展覧会です。

知らない誰かと出会う・空間を共有する・刺激を受ける・・・
見知らぬ4人の作家がCASOの展示室の壁面一面ずつを担当し、作りあげるひとつの展覧会。

それぞれの個性がひしめきあうその空間は、鑑賞者が加わることによって、
さらに思わぬ+(プラス)を生み出します。

+meは年に4回程度、季節ごとに開催し、随時参加作家の募集を行っています

開催期間
2012年12月4日(火)~12月9日(日)
パーティー:12月8日(土)17時~
開館時間
11:00~19:00(※月曜休館・最終日は17:00まで)
開催場所
SPACE B
展示内容
+me写真映像絵画
作家名
出展作家(敬称略、50音順)

榮爾 (写真)
永岡 茉樹(平面)
三瀬 万寿美(絵画)
wtnb..kana(絵画 立体 映像)

展示風景

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榮爾 (写真)

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 「FALLEN LEAVES DECAY(朽ち行く落ち葉)」、ゼラチンシルバープリント
 
 人と自然が共に生きる大地、そこには色々な生命が息づく、そして絶えず循環して行く。大地に、はぐくまれて育った樹木は、やがて朽ちて行き、土にかえる。また、苔むしたその樹木に新しい生命が宿る。自然の掟の不思議さであり、またそこにドラマがある。しかし人は、この自然を支配しようとしたため、人のエゴが自然界に入り、自然環境破壊へと突き進んでいるのである。
 今日、自然環境問題が叫ばれる中、私は木の葉に目を留め手見ることにした。昼は、太陽の光をうけ、光合成をして働き、夜には、大気の浄化作用の役目をになっている。そして役目を終えると、葉はちり、精一杯生きて育ててくれた大地に迎えられる様に、落ち葉となって、やがて朽ちて大地へ戻って行く。人はこの光景に、今一度目を留めなければいけないと、私は思う。
 大地「土」から生まれた物は、やがて大地「土」へと戻って行く。地面が光、落ち葉を迎え入れている様な光景が、私の脳裡に、浮びあがって来た。

「主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。」[聖書・創世記より]

 

 

永岡 茉樹(平面)

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タイトル(左から順に):
 「鱗」
 「ある夜のこと」
 「陸の灯台」
 「海月の向こう側に見たような気がした街」
 「窓」
 「ひみつ」
 「煌めきが降りしきる」
 「20121122 03:38」
 
   いずれもミクストメディア

 
見つめると、静寂が聞こえる。

 

 


三瀬 万寿美(絵画)

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 「123○」、ミクストメディア
 
しとはむになること
しとはなくならないこと
しとはつなげること
しとはたちきること
しとはとうぜんのこと
しとはいじょうなこと
しとはおわること
しとははじまること
しとはうまれること

 

 

wtnb..kana(絵画 立体 映像)

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 展示左側の額の作品3点: 「bubbles」 画用紙に油彩、水彩、合成樹脂、ベニヤ板、鏡
 
鏡を使用しています。海の中から光のさす方向を眺めた時に見える泡を表現しています。

 

 

 中央の青い大きな作品: 「neptune」 ミクストメディア
 
ギリシャ名で「ポセイドン」(Poseidōn)と呼ばれる「naptune」(ネプチューン)は、ギリシャ神話で海を司る神である。海をテーマに制作している私にとって、以前から題材にしたかった存在です。この作品を制作するにあたって、私は「神」という偉大な存在をどのように表現しようか模索しました。
「壮大な存在」「シンメトリー(対称性)」「目に見えない」というイメージ。
それらを表現するツールとして用い、この作品の制作を開始しました。
※シンメトリー(対称性、英語:symmetry)は、ある変換に関して不変である性質である。美術におけるシンメトリーとは、対象に中心線を引いて、その左右対称な様式美を指す。実際の人間においては完全に左右が対象になる事は無い。従ってシンメトリーにみられる様式美は憧れの想像美であると言える。

 

 
 右手、アクリルケースの立体作品2点: 「みずたまり -三つの共鳴- 」 ミクストメディア
 
水、光、絵画。
この三つの要素を一つにした立体作品です。
見えてくるのは、実像か、虚像か。
水面に浮かぶ絵、水中の底に沈む絵、
あなたはどの絵をみているのでしょうか。


 
 
 上から布を垂らした映像作品: 「みずたまり -suimei- 」 ビデオインスタレーション
 
水のない所に、水の音や、水の動きを感じられる非現実的な空間を造りたいと考えました。
水の落ちる音や、水の広がる音、揺らめき、これらの現象を実際にはない「水」というフィルターを通して見ることにより、虚像であった映像が実像のように感じられる。
そこにある「みずたまり」が動き出すような、錯覚に似た感覚を感じられるビデオインスタレーションです。

榮爾
Eiji

■略歴■
大阪府生まれ
1999年 フジフォトサロン写真講座を受講 写真をはじめる 
2004年 京都造形芸術大学 通信教育部芸術学部写真コース入学
2007年 写真表現大学研究ゼミ2コース受講

■活動歴■
2003年 「富士フィルムフォトコンテスト」富士フォトサロン
2005年 「真夏のアンデパンダン展」GALLERY RAKU
    「二科展 」 上野の森美術館
    「Windows」 Photopia(個展)
2006年 「二科展 」 上野の森美術館
2007年 「二科展 」 東京国立新美術館
     榮爾展 「学び」 / 嵐山ギャラリー”あーとすぺ~す”(個展)
2008年 「大阪写真月間一坪展 」 富士フィルムフォトサロン
    「PPAS 会員京都展」Gallery i
2009年 「オホーツク・紋別ピンホール写真フェスティバル2009」
    「How are you,PHOTOGRAPHY?」 ギャラリーマロニエ
2010年 「大阪写真月間一坪展 」 オリンパスギャラリー
    「How are you,PHOTOGRAPHY?」 ギャラリーマロニエ
    「ピンホール・フォトフェスティバル2010 in 九州」
    「京都こころの百景」 京都府立文化芸術会館
    「ピンホール写真芸術学会会員展」 シリウス
    「千寿萬歳」 Galerie Aube
    「二科展」東京国立新美術館
2011年 「大阪写真月間一坪展 」 オリンパスギャラリー
    「How are you,PHOTOGRAPHY?」 マロニエ
    「ピンホール・フォトフェスティバルin川崎」川崎市市民ミュージアム
    「朱夏の肖像 」 Galerie Aube
    「関西御苗場 」 海岸通ギャラリー・CASO
    「神戸ビエンナーレ」 神戸ハーバーランド
    「国展」 東京国立新美術館
2012年 「国展」 東京国立新美術館
    「日本風景写真協会 創立10周年記念選抜展」富士フイルムフォトサロン
    「+me vol.2」 海岸通ギャラリー・CASO
    「大阪写真月間一坪展 」 オリンパスギャラリー
    「ピンホール・フォトフェスティバル2012 in 写真の町東川」北海道・東川町文化ギャラリー
    「+me vol.3」 海岸通ギャラリー・CASO
    「無主の境」 Galerie Aube
      他・・グループ展多数

■受賞歴■
2003年 「富士フィルムフォトコンテスト」 入賞
2004年 「ニコン大阪大撮影大会」準特選
2005年 「二科展」 奨励賞 「総合写真展」 優秀賞
2006・7年 「二科展」 入選
2008年 「ニコン大阪大撮影会」 準特選
2009年 「オホーツク・紋別ピンホールフォトコンテスト」 銀賞
    「第12回京都現代写真作家展」 入選
2010年 「二科展」 入選 「京都こころの百景」 入選
2011年 「国展」 入選 「神戸ビエンナーレ」 入選
2012年 「国展」 入選

永岡 茉樹
Maki NAGAOKA

■略歴■
1983年 大阪府生まれ
2008年 大阪芸術大学大学院芸術研究科博士前期芸術制作 卒業

■活動歴■
2004年  「泡〜うたかた〜」 cafe&gallery etw / 京都 (個展)※「ART CIRCUS 2004」企画内
     「I LOVE 湯」 いりふね温泉 (大阪、西田辺にある銭湯) ※イベント、VJとして参加
2005年  「Oceac Crossing (大学版画交流展) 」 カリフォルニア美術大学     
     「ART CAMP in Kunst-Bau 2005(4期)」ギャラリーヤマグチKunst-Bau / 大阪
     「第2回 日米版画作品展(大学版画交流展)」 大阪芸術大学総合体育館ギャラリー / 大阪
     「第30回 全国大学版画展」 町田市立国際版画美術館 / 東京
     「御堂筋 ART AVENUE 」 武田御堂筋ビル1Fウィンドウ ※ART TOWN OSAKA CENTRAL PARK 2005
2006年  「The new Faces」 石田大成社ホール / 京都
2006年  「he said she said 」ギャラリーみつはし / 京都
2012年  「Art Shower2012」 海岸通ギャラリー・CASO 
       ※Sea cleanbrothers清掃プロジェクトとして参加
     「Season」 海岸通ギャラリー・CASO

三瀬 万寿美
Masumi MISE

■略歴■
1980年 大阪府生まれ
2000年 東洋ファッションデザイン専門学校 卒業
    大阪芸術大学短期大学部通信教育部デザイン美術科 卒業
2012年 大阪芸術大学通信教育部美術学科 卒業

■活動歴■
2011年  大阪芸術大学通信教育部有志によるグループ展
     「第5回塊展」 ギャラリー香 / 大阪
     通信制美術学生による絵画展「通友TO YOU」
2012年  「第5回塊展」 ギャラリー香 / 大阪
     「第5回柏原ビエンナーレ」 柏原 / 大阪
     「DAIGEI展」 大阪芸術大学体育館ギャラリー / 大阪

■受賞歴■
1999年  「T-shirt Print Design Contest」 優秀賞
     「Four Roues ラベルコンテスト」入賞
2000年  39th Toyo Collection キャラクターデザイン「POPET」
      デザイン科 努力賞

wtnb..kana

■略歴■
1982年 大阪府出身
2011年 大阪芸術大学通信教育部美術学科絵画コース卒業

■活動歴■
〈個展〉
2011年 「海Χ回 -kai-kai-kai-」 SoHo art gallery / 大阪

〈グループ展〉
2012年 「TRANSNATIONAL ART 2012 第4回現代美術展10カ国」
     大阪府立現代美術センター / 大阪
     「第5回柏原ビエンナーレ」 柏原/ 大阪
     「DAIGEI展」 大阪芸術大学体育館ギャラリー/ 大阪
     「Salon Art Shopping 2012 contemporary art fair」
       Carrousel du Louvre / パリ
     「アートストリーム2012」 大丸心斎橋店 / 大阪
〈 その他のグループ展〉
    「塊展」 ギャラリー香 / 大阪、2009、2010、2011、2012年

■受賞歴■
2011年 「第13回 雪梁舎フィレンツェ賞展」 入選
2012年 「アートムーブ絵画展」 イロドリ賞
    「アートストリーム2012」 ホルベイン賞

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