展覧会情報 Boarding location 4

「今。一つ。大革命。」

終わりはない。私たちが知りえないかもしれない何かをわかろうとして、目に見えるものの姿を借りながらそれらを語ろうとするとき、そういったものの積み重ねが突如として私たちのこの世界の理解に切れ目を与える。目的なるものはその後にしか到来しない。

デザインを終わりのない思考活動として捉えようとするこの展覧会は、2011年度京都造形芸術大学 卒業制作のデザイン系選抜作品で構成されている。彼らの思考の瑞々しさと、それらを社会化しようとする決意とが見る者に次へのざわめきを与えることを期待したい。

開催期間
2012年7月3日(火)~7月8日(日)
開館時間
11:00~19:00(※月曜休館・最終日は17:00まで)
開催場所
SPACE C, D, X
展示内容
Boarding Locationインスタレーションデザイン京都造形芸術大学写真映像
作家名
小山唯香/Yuika Koyama
坂井真理子/Mariko Sakai
冨田ひかる/Hikaru Tomita
高橋裕介/Yu-suke Takahashi
萩野友里/Yuri Hagino
馬場知佐/Chisa Baba
種木悠二/Yuji Taneki
岡本典子/Noriko Okamoto
高山香奈/Kana Takayama
武内絢子/Ayako Takeuchi
津田祐果/Yuka Tsuda
藤井良平/Ryohei Fujii
中田名津美/Natsumi Nakata
中家寿之/Toshiyuki Nakaie
伊山由香/Yuka Iyama
FANICHA
(見島弘将/Kosuke Mishima+飯田喬/Takashi Iida)

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 企画 廻はるよ(京都造形芸術大学)
 運営 わかば
 後援 京都造形芸術大学
 協賛 ㈱住友倉庫
 協力 京都造形芸術大学空間演出デザイン学科
 お問合せ 075-791-9359


過去の展覧会
2006年 「Boarding location - 次世代デザイナーのリアリティ」
2008年 「Boarding location2 急く豚は転がれ」
2010年 「Boarding location3 ものが物語りになるまで」

 

 

C室 「今。」 

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D室 「ひとつ。」

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 X室 「大革命。」

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Room C 藤井良平/Ryohei Fujii

「TAKAHIRO OGUMA GALLERY」

瀬戸内海は直島に在住の方から依頼され、制作した移動式ギャラリー。アーティストの作品から町内会の書の作品まで、創作活動の発表の場として設置されます。百葉箱のように小さい箱のようですが、企画展の開催や作品の販売も行います。しかし、アートプロジェクトや美術館のような大きなことはできません。「アートの島」の持つポテンシャルの中で、TAKAHIRO OGUMA GALLERY ができることは作られたものを「作品」として見せることです。2013年、直島町本村地区に設置予定。

Room C 種木悠二/Yuji Taneki

「Paper gift」

私たちは日常生活の中で自分の使っていた物を人に貸して、そのままあげることがあります。この出来事から、誰かにあげることを前提とした文房具を板紙で制作しました。誰かと物を分け合う。ちょっとしたギフトです。

Room C 武内絢子/Ayako Takeuchi

「mitsumenaosu-kyoto」

目に見えているものは明解で便利なものばかりである。少し迷ったりよそ見をしたりすることは思いがけない発見に繋がる。いつも見ているものを見つめなおすことができる。見つめなおすことで必ず何か気づくことがある。そのきっかけになるポストカードを送った友人達は、ネット検索機能を一切使わずに待ち合わせ場所の標識を目指す。自身の感覚と記憶を頼りに、そして時には人に道を聞きながら。
いつもの道を見つめなおすことで、いつもと違う発見をし、いつもと違う出会いをする。

Room C 小山唯香/Yuika Koyama

「MUSEUM CRAYON」

美術館の色、いかがですか?
記憶に残りにくい色を抜き出し、一箱のクレヨンにまとめました。
この白色は、あの美術館の壁の色?ただの白色の記憶を、その時感じた思い出に。

Room C 中田名津美/Natsumi Nakata

「4つのフェイク」

みつあみアラン模様セーター
メガネヘアカットニュースタイル
きえるインビジブルジュエリー


フェイクとは、
を目でみえるようにしました。

Room C 高橋裕介/Yu-suke Takahashi

「nella notte buia」

「暗い夜に」という絵本をモチーフに服を制作。
色々なものが電子化していくなかで、手触り、実物を触る大切さを感じてほしい。

Room D 坂井真理子/Mariko Sakai

「Keep in touch」

言葉にならない不意義はどこにあるのかな。

Room D 冨田ひかる/Hikaru Tomita

「愛しの形」

失われていくその先に、何かが、残りますように。

Room D 馬場知佐/Chisa Baba

「オーバーラップ」

祖母が残した刺繍糸、溢れる残布、、、
今ここに残っているもので深い海を埋め尽くす。
珊瑚海には水玉珊瑚を、日本からは光を。
記憶と想像、二つの物語が意識の中で重なり合う時、見慣れた世界のフォーカスが変わる。
きっとその時、希望を見出す力が生じる。

Room X 津田祐果/Yuka Tsuda

「よくみてみたら、みえたこと」

読めるってことだけが本じゃない。
ダイヤの指輪より価値があるかもしれない、空っぽの指輪。
ブルーシートの青色はどこからきたのか。

見えないものを感じることができたとき、
世界はもっと広くなる。

Room X 中家寿之/Toshiyuki Nakaie

「Making of Tamagothic」

生活の中に様々な形で現れてくる文字。
その形や、形が生むイメージについて書体を制作することでまとめた。

Room X 伊山由香/Yuka Iyama

「嘘をつく」

「ピアス」

「The Corner」

「Lineが生まれる」

きょうはうまく刷れました。

Room X 萩野友里/Yuri Hagino

「haginoyurISE」

伊勢木綿とは、三重県で作られる伝統工芸品。
現在、伊勢木綿を製造しているのはただ一軒の機屋のみ。
ファッションという一見華やかなイメージの陰にある日本の産地の現状は深刻だ。
産地の復興と現状を知ってもらうきっかけづくりを行う。

Room X 岡本典子/Noriko Okamoto

生活のスケール

使ってゆく中で生まれる関係性に興味を持ち、もののスケールや形がもつ○○らしさが、使われ方を誘発すると共に愛着の在り方を形作っていくようなプロダクトを提案。
これらは、ブリコラージュ的な方法を用いて生活する祖母のリサーチをもととしている。
緩やかに状況に合わせて変化することでコミュニケーションの在り方や生活スタイルを形作っているのかもしれない。

Room X FANICHA
   (見島弘将/Kosuke Mishima+飯田喬/Takashi Iida)

「フリーファニチャー」
「Fashion bomb」

家具が世の中から失くなることと、溢れることとは、同じようなものだ。
ファッションもまた然り。
これは現在と未来との戦争だ。

C・D・X各室 高山香奈/Kana Takayama

「世界中を歩き回る」

行ったことのないところに行ってみたい!
見たことないものを見てみたい!
素敵なくつは素敵なところに連れていってくれるという言葉のように、自分の好きな街をくつの裏に持ち歩けば素敵なところに連れていってくれるかもしれない。ほんとに行ったことがなくても世界中を歩き回れる。
遠い世界も実は近くにあるかもしれない。想像は広がり、現実とはほど遠くなる。だから足跡を積み重ねて靴底を減らして、新しい世界をつくっていく。

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