展覧会情報 現代美術インディペンデントCASO展 2010

現代美術インディペンデントCASO展 2010
Independent CASO exhibition 2010

このたび弊ギャラリーでは、6月30日から7月23日にかけて、毎年恒例になりました
ギャラリー独自企画の公募展「現代美術インディペンデントCASO展」を開催いたします。

開催期間
2010年6月30日(水)~7月23日(金)
開館時間
11:00~19:00(※月曜休館・最終日は17:00まで)
展示内容
グラフィティ現代美術インディペンデントCASO展立体絵画
作家名
李綾子、植村響子、イシハラミホ、 阪本将志、高槻のぶ子、田中浩一、 松浦生美、若狭愛、小畑亮平/市川裕隆、 川﨑輝彦/森田大晋、黒木康平/休ミ処、 石田克/風間虹樹/間絵里、 YIPS/OBSURD、MIZYURO and RETSAOC←、 ZENONE CASPER VERY WA2、SITO決起革命、郭

インディペンデントCASO展について

既成のあらゆる権威や名声、アカデミズムや商業主義の勢力に対峙して、
芸術表現の自由と独立を高らかにうたった第1回「アンデパンダン展」は
1884年パリで開催されました。そこに集まったメンバーはあらゆる美術組織や
グループから独立した一人の人間として表現活動を行う画家、彫刻家など
です。このアンデパンダン精神は、戦後の日本の美術界にも伝播し「日本
アンデパンダン展」(1947~現在)、「読売アンデパンダン展」(1949~1963)、
「京都アンデパンダン展」(1955~1990)などの発足につながっています。
 2000年9月にオープンした民間最大規模の現代美術スペース「海岸通
ギャラリー・CASO」は開館して9年余り、関西を中心とした内外の美術作家の
展示紹介を積み重ねて、徐々に関西の現代美術シーンをリードしつつあります。

 こうした活動をさらに推し進めるため、誰でも自由に参加でき、無審査で受賞
制度のない「アンデパンダン展」の精神をこの21世紀に新たな形で蘇らせたいと
考え、2002年に第1回「現代美術インディペンデントCASO展」を開催し、好評を
博しました。今回は、その第9回展にあたります。
 現代美術の可能性を信じ、それを志向する多くのアーティストの参加を期待
します。


主催   現代美術 インディペンデント CASO展実行委員会
後援   大阪府、大阪市、朝日新聞社

レセプション 2010年7月3日(土) 17:00~19:00



・ この展覧会は無審査、無表彰のアンデパンダン形式をとっており、表現を志す方は
  どなたでもどのような内容でも出品いただけます。
・ 作品のサイズ、点数には一切制限はありません。
・ 弊ギャラリーは鉄骨の港湾倉庫を再利用した天井高5mを超す、美術館並みの
  ホワイトキューブの大空間ですので、立体作品や縦に長い作品の展示には
  絶好の空間です。
・ また、一人の作家(またはグループ)あたりの使用可能な空間は、長さ最低
  7m~10mの壁面、もしくは10㎡の床面ですので、作品一点だけではなく、
  数点~数十点からなるシリーズを、一つの白い壁面(長さ7m以上、高さ4.5m)に
  個展形式で展示したり、自由なインスタレーションを行っていただけるなど、
  展示の自由度もきわめて高い公募展です。
・ 四週間にわたり美術館以上の空間で個展形式で作品を展示でき、他の作家さん
  との交流や、多数の美術関係者の来館や評価の機会もございます。
・ 現在この展覧会は8回開催され、関西のみならず名古屋、岡山、福岡など離れた
  場所からも多くの作家さんが参加されています。
  ベテラン作家さんほか、現在様々な企画で活躍中の若い作家さんも過去に多く
  参加されておられます。





展示風景

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李綾子 LEE Neungja

どこにでも行け 何でもできる 
 逢いたいと想う人にだって逢うことができる 
 だけど そんな良いことばかりじゃなくとても怖いことや悲しいこと、
 嫌なことも体験したりする
 そんなところに期待と不安を抱き 堕ちてゆく


略歴:
 1984年 大阪府に生まれる
 2003年 大阪府立港南高等学校美術科 卒業
 2007年 島根大学教育学部 卒業
 2009年 沖縄県立芸術大学大学院彫刻専修 修了
 2010年 沖縄県立芸術大学彫刻専修 研究生 在籍中 

 2007年 彫刻の五・七・五 HAIKU-suclpture2007(沖縄)タルガニー賞
 2009年 第4回 1000の小箱展  審査員特別賞

植村響子 UEMURA Kyoko

coat 寄生か共存か

寄生するということは、生きているものから
生命を奪って生きるということ。
同時に、寄生媒体に生命(存在)価値があるという証明にもなる。
寄生媒体が寄生されしつくされてしまえば、寄生するものも
行き場がなくなり、死んでしまう。ひとときの共存。

この関係は、人が出会う境遇にも似ているような気がする。


略歴:
1986年 大阪生まれ
2010年 成安造形大学 造形学部 造形美術科 テキスタイルアートクラス
  (現 空間デザイン領域 テキスタイルアートコース) 卒業

イシハラミホ ISHIHARA Miho

「雪(部分)」



静かな存在感


略歴:
1979年11月30日生まれ
大阪府立港南高等学校 美術科卒業
福岡教育大学 小学校教員養成課程卒業
グループ展 2回
個展 2回
現在、大阪造形センター在学中

阪本将志 SAKAMOTO Masashi

日々の喜怒哀楽の感情、
 それよりも繊細な気持ちのヒダを確かめるように。
 自分の存在を確かめるように。
 描くこと、それはいつも驚きに満ちていて
 飽きることがない。
 これからもきっと


略歴:
 1970年 東京生まれ
     早稲田大学卒業
     早見芸術学園日本画塾卒業

 個展
  なびす画廊(東京) 2001年・2002年
  かねこ・あーとギャラリー(東京) 2002年・2003年・2005年
  Atelier408(オランダ) 2004年
  ギャラリー青城(宮城) 2005年
 グループ展
  「国際インパクトアートフェスティバル」(京都市美術館)、
  「LINEART2002」(ベルギー・フランダースエクスポ)、
  「日仏現代美術展」(東京都美術館)、exhibit LIVE(東京)、
  ギャラリーアートサロンⅡ(千葉)、
  せんだいメディアテークギャラリー(宮城)、
  SAN-AI GALLERY(東京)、
  「現代美術インディペンデントCASO展」 他

高槻のぶ子 TAKATSUKI Nobuko

正方形の実験 --和紙の記憶--


表現はそれ自体逃れるべくもなくイメージを内包している。
その表現に縛られながらも、その奥底の、あるいははるかかなたの
記憶と時間を、あたかも私の命が太古からビューンと飛んできた
その一瞬を渇望している。
「正方形」が封じ込めるものは、その一瞬であることを願っている。

表現されたものに確実なものも曖昧なものもなく、宇宙の断片として
自身の内に安らぐだけである。
麻紙の繊維のミクロコスモは、確かにマクロコスモを記憶している。
墨は浸透と防御を繰り返しながら、和紙の内部に宇宙の断片として安らぐ。
墨の作品を造りながら、私はいつも人間の血液が運ぶ記憶を感じていた。


経歴:
 京都府生まれ
 京都成安女子短大美術科(現:成安造形短大)卒業
 九州芸術工科大(現:九州大)聴講生として3年間仏教美術を学ぶ
 テキスタイルデザイナー・着物染色作家を経て、
 本格的に絵を描き始める。
 自然と人間の共生をテーマに、複数のイメージを重ねる
 コラージュ的な表現で、記憶や時間などを描いている。
 2000年より寝屋川市の障害を持つ人の自立支援に携わり、
 絵画・タイルモザイクを指導している。
 個展・企画展・公募展多数。

田中浩一 TANAKA Koichi

ザムザ・シンドローム


都市とは人間の坩堝である。
その人間の洪水は、ネクタイの塔に呑まれていく。
かつて、バベルの塔は、永遠に未完成なままに、奇怪な姿をさらした。
今、ネクタイの塔は、われわれ人間を飲み込み、食らい続け、
天空まで達しようとしている。
人間の欲望が無限大であるように、その塔は、
どこまでもどこまでも天空をつつき続ける。
それを、トウキョウでは「スカイ・ツリー」と称している。
神の罰を畏れぬ、人間の悲しいまでの性。


略歴:
1955年生まれ。大学卒業後絵画・美術を独学
1980~84年・阿木譲氏主催・編集発行の「ロック・マガジン」誌にて、企画・編集・原稿執筆
2005年「大阪府立現代美術センター」(大阪・中央区)、個展
2008年「ギャラリイK」(京橋)、個展
2009年「ギャラリイK」(京橋)、個展
   「丸木美術館・アートスペース」(埼玉県)、特別室展示
1986年より、毎年「美術文化展」(美術文化協会)出品(現在まで)
1987年より、フィナール国際美術展・入選14回
     (1987・1992・2001、サロン・ド・メ招待出品賞、2005特別賞)
1992年・94年・伊豆美(伊豆絵画祭)入選
1993年・95年・98年・美浜美術展入選
1996年・97年・99年・熊本21世紀アート大賞展入選
     (97、熊本県文化協会賞)
1998年・99年・00年・01年・09年・金沢アート大賞展(北陸中日美術展)入選
1999年・東海市絵画大賞展(佳作賞)
2004年 ・西脇市サムホール大賞展、入選
2004年・豊田市トリエンナーレ展、入選
2009年・2010年・京展、入選

松浦生美 MATSUURA Ubumi

キラキラさん


毎日が、
似たようなことをくり返しながら流れていきます。
思い出したくない過去や、
見たくない現実が山積しています。

それでも、
大切な人が与えてくれる言葉や空間に、
どうしようもなく感動してしまうことがあります。

日々の純粋で些細な感情を表現する方法を知っていることを、
表現するよろこびを知っていることを、
私はしあわせだと思います。

それらを、
可能な限り素直に、
忠実に、
描いています。

略歴:
1980 神戸市生まれ
2004 京都造形芸術大学芸術学部 情報デザイン学科情報デザインコース卒業
個展歴
2003 残りのひとつはハッカだった  (ギャラリー コロール コローレ)
2004 心に羽根が生えた日の温度  (ホワイトキューブKYOTO)
2004 肩越しの雪雲  (cafe HABATY)
2005 甘い泥沼  (シティギャラリー)
2005 ひなたのふち  (ギャラリー コロール コローレ)
2006 透けた皮膚、晴れた夜。  (シティギャラリー,ホワイトキューブOSAKA)
2006 春風駘蕩1 -parallel-  (KAVCギャラリー)
2006 Einfuhlung  (ホワイトキューブPB)
2006 レゾンデートル  (青樺画廊)
2007 Rosetto  (ホワイトキューブOSAKA)
2008 現代美術インディペンデントCASO展
2009 現代美術インディペンデントCASO展

若狹愛 WAKASA Ai

なもなきできごと -庭先から-


物事の印象というものは、ほんの一瞬の方が強く焼きつけられるように思います。
日々私の中につみ重ねられていく数秒の間のできごとたち。
それらは年月と共に様々に姿かたちを変えていきます。
そしていつか「私」以外の「誰か」の記憶になり代わってしまうかもしれないと・・。

今回、その曖昧で印象深い像を描くことによって、私は「私」の中を確かめ、
これを見た誰かは「誰か」の中を確かめる、そんな機会になればと思います。


略歴:
2010年 京都教育大学教育学部美術領域専攻 卒業
2010年 京都教育大学教育学部 絵画研究室在籍中

小畑亮平 OBATA Ryohei

原風景


原風景、というものが
あって
それはとても確かに
とても拭いがたく
あって、
それだから

もう幾ばくかは、生きたけど。


略歴:
1980 兵庫県 神戸市出身
2003  同志社大学文学部哲学及び倫理学専攻卒業
2009 「TRANSNATIONAL ART 2009」大阪府立現代美術センター
    第53回守口市美術展覧会(市長賞)
    個展「能動的な動的回顧展」SoHo art gallery(大阪 天王寺区)
2010 「TRANSNATIONAL ART 2010」大阪府立現代美術センター
    2010・ZERO展(新人賞)
    アートムーブ2010(大阪府知事賞・芦屋画廊賞)

市川裕隆 ICHIKAWA Hirotaka

「対峙」


日常生活の中で見逃してしまいそうなごくありふれた事物を、克明に描く。
描く事で、そのものが持つ価値や意味を伝えていく。

Very ordinary things that seem to be overlooked in daily life are drawn in detail.
The value and meaning of the object are conveyed by the drawing itself.


略歴:
 1979  広島県広島市生まれ
 2004  兵庫教育大学大学院修士課程 学校教育研究科
      教科・領域教育専攻 芸術系(美術)コース  修了
 2006~ 兵庫県高砂市にて制作中
 2007 別府アジアビエンナーレ2007-絵画(優秀賞)
      第24回FUKUIサムホール美術展(奨励賞)
       世紀のダ・ヴィンチを探せ 国際アートトリエンナーレ2007(入選)
 2008  第17回青木繁記念大賞公募展(優秀賞)
      京展2008(芝田記念賞)
      東京ワンダーウォール2008(入選)
 2009  現代美術インディペンデントCASO展2009
        ※2007, 2008年も出品
 2010  TRANSNATIONAL ART 2010
        (大阪府立現代美術センター) ※2009年も出品
個展 
 市川 裕隆 展 -Art Of Pencils-
   (2008年3/17~22 画廊 編)
 市川 裕隆 展 vol.2 -Lifeあなたは、どう生きていますか。-
   (2009年3/17~22 SoHo art gallery cafe)

川﨑輝彦 KAWASAKI Teruhiko

「ここに線、ここに色、そしてこのようなボリュームで・・・」
とプランを立てて絵を描き始めるが、
気がつけばイメージと全然違ったものになることがある。
そこで、新たな発見や想像が生まれると、
「良い作品」ができたなと安心する。
でももうどうしようもなくなったら画面をつぶして寝ます。
おやすみなさい。

略歴:
1980年 和歌山生まれ
2002年 現代美術インディペンデントCASO展
2004年 個展 「INNER LIFE」 ガレリア・セロ
2007年 現代美術インディペンデントCASO展
    個展 「GAME」 ガレリア・セロ

森田大晋 MORITA Daisuke

最近FPSゲームにはまっています。
ヘッドショット打ち抜かれた気持ちを重ねてペンで紙にシューティングしています。
というのは冗談です。


略歴:
1980年 大阪出身
個展・グループ展等
 安田画廊 彫刻展
 現代美術インディペンデントCASO展2007
 現代美術インディペンデントCASO展2008

黒木康平 KUROKI Kouhei

「自由と調和」


略歴:
個展・ライブペイント等を中心に制作活動しています。

休ミ処 YASUMIDOKORO

「刺激と調和」


略歴:
Hagley Community College (New Zealand) Foundation Studies
In The Visual Arts 修了

http://www6.ocn.ne.jp/~yasumi/

YIPS / OBSURD

(左写真)
左上:YIPS、右上:CRAST
左下:VERY、右下:OBSURD


YIPS
略歴:
2008年 KANSAI SCENE誌にストリートアーティストとして
      作品とインタビュー掲載
2010年 CASOを全館使っての大規模なグラフィティアートショウ
      「CRAZY CRIMERS」開催

MIZYURO and RETSAOC←

略歴:
RETSAOC←
   2000年からgraffitiを描き始める。
   2008年から同ギャラリー、現代美術インディペンデントCASO展に出展。
   2010年 CRAZY CRIMERS参加。@CASO
   その他、イベントでのライブペイント、各種デザイン等を手掛ける。
   現在もあらゆる方面で活動範囲を広めている。
    
MIZYURO
   1982年実の父親の車で轢かれて以来、
   この世に住むモンスターの存在に怯える。
   1998年記憶を喪失し瑞獣の召喚にあけくれる日々。
   2008年にはサンパウロに渡り自らの生き方を知る。答えは自分。
   CRAZY CRIMERS 2010 @CASOに参加。初代くされちんぽ。

ZENONE CASPER VERY WA2

(左)上:WA2、下:ZENONE
(右)上:BRITE、下:CASPER

SITO決起革命

少年から青年へと成長する過程で感じる、様々な思いを日々伝えています。


略歴:
2008年7月14日運動開始。
メンバー構成...FISH,KAVIS,GOS,JASK,LURK

郭 KURUWA

スーパールーキー。
くるわーるどわいど。


略歴:
2010年に結成。大阪を中心に活動中

石田克 ISHIDA Katsu

風間虹樹 KAZAMA Nijiki

略歴:
1948年尼崎生まれで、大阪と京都の育ち。
2006年 平原社展/藤丸(帯広)
2007年 全日本アートサロン絵画大賞展/国立新美術館
     平原社展(佳作賞)/藤丸(帯広)
2008年 全日本アートサロン絵画大賞展(佳作)/国立新美術館
     平原社展/藤丸(帯広)
     道展/札幌市民ギャラリー
2009年 全日本アートサロン絵画大賞展/国立新美術館
     モダンアート展/東京都美術館
     平原社展(佳作賞)/帯広市民ギャラリー
     上野の森美術館日本の自然を描く展/上野の森美術館
     道展/札幌市民ギャラリー
     抽象三人展/ギャラリーたぴお(札幌)
2010年 北海道抽象派作家協会展/札幌市民ギャラリー
     モダンアート展/京都市美術館[7月]
     モダンアート展新人展/埼玉県立近代美術館[8月]

間絵里 HAZAMA Eri

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