展覧会情報 現代美術インディペンデントCASO展 2006

Independent CASO exhibition 2006
現代美術インディペンデントCASO展 2006

このたび弊ギャラリーでは、7月5日から7月30日にかけて、毎年恒例になりましたギャラリー独自企画の公募展「現代美術インディペンデントCASO展」、および関連企画「上前智祐・大阪府コレクション展」を開催いたします。

開催期間
前期 2006年7月5日(水)~7月16日(日)
後期 2006年7月19日(水)~7月30日(日)
開館時間
11:00~19:00 (各期最終日は17:00まで)
開催場所
SPACE A, B, C, D, Y
展示内容
インスタレーショングラフィティ版画現代美術インディペンデントCASO展立体絵画
作家名
前期作家
(2006.7.5-7.16)

中川雅文、岡本才智栄、桜井萌、
西村洋、アートグループモリオカ2、
橋本リエコー・大塚温子・PEN2、
野口リサ、佐伯京子、船山綾、
黒木康平、七海壽、千光士誠、
加藤茜、奥田望友紀


後期作家
(2006.7.19-7.30)

池田千福、西野和利、加藤元、
美浪恵利、蔭山利夫、越智大路、
辰巳義隆、池田礼子、ブワン、
三村亘、西村のんき、東條久志、
大森梨紗子、内田京介、長島聡子
 既成のあらゆる権威や名声、アカデミズムや商業主義の勢力に対峙して、芸術表現の自由と独立を高らかにうたった第1回「アンデパンダン展」は1884年パリで開催されました。そこに集まったメンバーはあらゆる美術組織やグループから独立した一人の人間として表現活動を行う画家、彫刻家などです。
 このアンデパンダン精神は、戦後の日本の美術界にも伝播し「日本アンデパンダン展」(1947~現在)、「読売アンデパンダン展」(1949~1963)、「京都アンデパンダン展」(1955~1990)などの発足につながっています。

 2000年9月にオープンした民間最大規模の現代美術スペース「海岸通ギャラリー・CASO」は開館して5年余り、関西を中心とした内外の美術作家の展示紹介を積み重ねて、徐々に関西の現代美術シーンをリードしつつあります。
 こうした活動をさらに推し進めるため、誰でも自由に参加でき、無審査で受賞制度のない「アンデパンダン展」の精神をこの21世紀に新たな形で蘇らせたいと考え、2002年に第1回「現代美術インディペンデントCASO展」を開催し、好評を博しました。今回は、その第5回展にあたります。

 「現代美術インディペンデントCASO展2006」は、出品スペースの割り振りや記録集の発行まで、CASO事務局を中心にすすめますので、事前のミーティングに時間をとられることなく制作に専念することが出来ます。
 また、前回2005年に引き続き、招待作家を交えて創作交流の場としたいと考えております。
 現代美術の可能性を信じ、それを志向する多くのアーティストの参加を期待します。



■ 名 称 現代美術 インディペンデント CASO展
■ 主 催 現代美術 インディペンデント CASO展実行委員会
■ 後 援 大阪府、大阪市、朝日新聞社
■ 会 期
  前期 2006年7月5日(水)~7月16日(日)
  後期 2006年7月19日(水)~7月30日(日)
■ 会 場 海岸通ギャラリー・CASO



  ・会期  2006年7月5日(水)~7月30日(日) (7月17・18日はCASO展展示換えのため休み)
  ・展示スペース  海岸通ギャラリー・CASO X室
  ・主催 大阪府現代美術センター
  ・共催 海岸通ギャラリー・CASO



■ 特徴
・ この展覧会は無審査、無表彰のアンデパンダン形式をとっており、表現を志す方はどなたでもどのような内容でも出品いただけます。
・ 作品のサイズ、点数には一切制限はありません。
・ 弊ギャラリーは鉄骨の港湾倉庫を再利用した天井高5mを超す、美術館並みのホワイトキューブの大空間ですので、立体作品や縦に長い作品の展示には絶好の空間です。
・ また、一人の作家(またはグループ)あたりの使用可能な空間は、長さ最低7m~10mの壁面、もしくは10㎡の床面ですので、作品一点だけではなく、数点~数十点からなるシリーズを、一つの白い壁面(長さ7m以上、高さ4.5m)に個展形式で展示したり、自由なインスタレーションを行っていただけるなど、展示の自由度もきわめて高い公募展です。





展示風景

前期  2005年7月6日(水)~7月17日(日)

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後期  2005年7月20日(水)~7月31日(日)

060719.jpg

前期作家

中川雅文 NAKAGAWA Masabumi

略歴:
 1997年 大阪芸術大学 美術学科卒業
個展
 1998年 信濃橋画廊、大阪 (2000年、2001年も)
 1998年 大阪府立現代美術センター
 2003年 ギャラリー風、大阪
グループ展
 1993年 日韓交流展、ソウル(1995年も)
 1995年 和歌山ビエンナーレ
 1996年 大阪市立美術研究所展、大阪市立美術館
 2006年 concreat 2nd 同時代ギャラリー、京都(予定)


タイトル: 『なく』

同じ店で働いている17、8の若い子を叱ったらウワァーッと泣き出した。その泪の多いこと、印象の強いこと、体から泣いていて頭から離れなかった。両性具有の美とはこの頃か、もう少し若い頃か?
ひとつ能の面みたくして、泪してる所を描こうと思った。
最近は、哀しくて泣けることがなくなってきた、優しさに触れておいおい泣いてしまう。絵には、少しでも、自分の受けてきた優しさを込めて描きたいなと、この頃一段と強く思う。

岡本才智栄 OKAMOTO Sachie

略歴:
1981年 岡山県生まれ
2003年 倉敷芸術科学大学 卒業
      現代美術インディペンデントCASO展参加
2004年  現代美術インディペンデントCASO展参加
2005年 倉敷芸術科学大学大学院 修了
      現代美術インディペンデントCASO展参加


コンセプト:

 永遠の一瞬。

 「無限」に通じる「一瞬」。

桜井萌 SAKURAI Moe

略歴:
1983年 神戸市生まれ
2005年 版画13人展(京都市立芸術大学ギャラリー)
2006年 京都市立芸術大学版画専攻卒業

コンセプト:
 理想と現実との落差を埋めようとしたり、何かで補おうとしたり、あきらめようとしたりする行為。
 また、そのためのアイテム。

西村洋 NISHIMURA Hiroshi

コメント:
 目の世界

 自分が見てる人や風景や色を絵で書いたら
 どうなるやろ~と思ったら、自分の頭の中を
 描いたらいいじゃないかなと思い、目の世界に
 してみました。
 僕の頭の中を見て感じてください。

アートグループモリオカ2
Art Group MORIOKA 2

アートグループ モリオカ2 (モリオカ・ツー)

代表者 森岡晴彦
1970年 広島県生まれ
2001年 比治山大学短期大学部美術科卒業

1999年 第6回小野画廊現代美術小品展 入選
2000年 第6回公募広島の美術 佳作
2004年 作品展:Art Space HAP
2005年 作品展:袋町芸術館

タイトル:
『オーバー・ターン』
サイズ 約1.5m×2m×2m

コメント:
個人的な興味、関心をもとに制作、発表しています。制作手段は限定していません。
出品作品は、ちゃぶ台に取り付けることができる器具的なものです。これによって、ちゃぶ台をより強力にひっくり返すことが可能になります。

橋本リエコー HASHIMOTO Rieko

橋本リエコー
 略歴:
  2003年  北野ポケット美術函 個展
  2005年  「現代美術を愉しもう展」 個展

大塚温子 OTSUKA Atsuko

大塚温子
 略歴:
  1958年 静岡県生まれ 現在神戸市在住

  1999年 二人展 近畿大阪銀行三ノ宮支店 兵庫/神戸
  2005年 「海に在り」 西元町「カフェ6丁目」 兵庫/神戸
  2005年 POU12人展 西元町駅西口コンコース 兵庫/神戸
  2006年 選抜POU展 NHK神戸放送局 兵庫/神戸
  2006年 SORA展 海岸通ギャラリーCASO 大阪
  2006年 週クリエーター 神戸波止場町TEN×TEN 兵庫/神戸 

  2001年、2002年 全関西行動美術展 大阪
  2002年 ニューアートZERO展 大阪

 コメント:
  ほどかれる・・
  誰の心にも、そんな非日常の一瞬が・・
  重力からも解放される心地よさ
  色、線、パッション、etc・・
  自然の中で感じたままに。。。

PEN2
Pen Pen

PEN2
 略歴:
  2005年 個展/CAELUM GALLERY(ニューヨーク)
  2006年 「選抜ポウ展」/NHK神戸放送局(神戸市)

野口リサ NOGUCHI Risa

略歴:
  大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業
  大阪芸術大学非常勤副手
  2002年  現代美術インディペンデントCASO展
  2003年  現代美術インディペンデントCASO展2003
  2004年  現代美術インディペンデントCASO展2004
  2005年  現代美術インディペンデントCASO展 2005

 
コンセプト:
 「存在の定義 Ⅶ ――― 絵画の存在意義 Ⅱ ――― 」

 視覚というごく限られた感覚から生じる絵画的空間。
 その無限の空間を作り出すのは、絵画作品の作者とそれを見る者―
 どちらが欠けても成り立たない、そんな制限の中で無限に広がる絵画的空間を探る。

佐伯京子 SAEKI Kyoko

略歴:
1937年10月生まれ
1957年 光華女子短期大学卒業
2001年 京都嵯峨芸術大学短期大学美術(洋画)入学
2005年 同 専攻科卒業、芸術学学位
2006年 同 芸術文化研究所研究生修了

コンセプト:
 精神性を平面でいかに表現するか。

 inner space(精神世界)の作品では、心の中のそれぞれ違った方向、、また相反する方向、自身の心の葛藤を表現。

 色彩が織り成す不思議な世界と自分の持つイメージをあわせもって構成してゆく中で、より自由で個性的な表現を意識。

 現代社会において、あらゆる表現分野が多様化している。その中でより個性的で自由な表現方法を視野に内容を浮化させることに重きを置いてアプローチしてゆきたい。

船山綾 FUNAYAMA Aya

略歴:
 1985年 千葉県君津市生まれ
 2002年 大阪市立工芸高校 美術科卒業
 2006年 大阪教育大学 小学校教員養成課程 美術専攻卒業
 現在 愛知県立芸術大学美術研究科彫刻専攻 在籍

 主な展覧会
  2002年 第14回F展
  2005年 第18回F展
  2006年 勝部洋二郎・船山綾展
  2006年 大阪教育大学教員養成課程卒業制作展

作品タイトル:
 Peaceful flower

作品概要:
 大きなマナティのバルーン。送風機で空気を送られた15体のマナティが魚網から飛び出して浮き上がってくる瞬間。

作品について:
 フロリダマナティーは、体長3~4mの巨体でフロリダの暖かく澄んだ河岸をゆったりと漂っています。草食で天敵がいないので攻撃性がありません。
 穏やかに水に棲む彼らは絶滅の危機に瀕しています。多くのマナティーはレジャーボートによる傷跡を持っています。フロリダでは傷跡で個体が識別されているほどです。
 彼らは傷つけられても、けして傷つけることはしません。それどころか好奇心旺盛な彼らは人に近寄っていきます。慈愛に満ちた平和そのものの生活を営む彼らに、今、私達は学ぶべきことがあるのではないでしょうか。
 人々の心に”マナティー”が生まれますように。

黒木康平 KUROKI Kohei

略歴:
2001年 京都中心にライブペインティングの活動
2002年 二科展入選
2003年 赤レンガ倉庫オープンアトリエ出展(大阪)
2004年  現代美術インディペンデントCASO展参加
    SUMISO(大阪)にてグループ展参加
2005年 CLEAN SISTERS GALLERY(大阪)にて初個展


コメント:
「人」
人にとって、すべての興味は人にあり、
生まれては消えゆく、一切の感情は
人と人との間(はざま)において進化し続ける

七海壽 NANAUMI Hisashi

略歴:
 1968年東京生まれ
 1992年大阪芸術大学美術学科卒業

コンセプト:
 進歩、進化って本当に進んでるの?
 過去に比べて何がすごいの?
 ランチは何にしようかな?
 ボクは毎日生きてるだけ…

千光士誠 SENKOJI Sei

略歴:
 1967年4月5日 高知県に生まれる。
 東京造形大学造形学部デザイン学科卒業
 東京造形大学研究科修了

大学時代は映像制作に携わる。
その後現代美術家としてギャラリー21+葉(銀座)やギャラリーK(銀座)などで積極的な発表を行う。
ネットを通じてフィールドを海外にも広げる。独自のコミック風アートや、顔の力強いペインティングなどには定評がある。
近年は関西に居を移し、東京、大阪などで活動を行っている。


タイトル: 「ぼくたちの時代」

コンセプト:
 近代絵画が個人ばかり描くことに憤りがあった。社会が個人主義に向かっていると言う理由だけではなく、表現も感情も個人の中で自閉している気がするからだ。
 それならば集団を描くことこそが、自閉主義からの逸脱になり得るし、一人一人が自意識を持った集団というモチーフこそが危険な存在ではないか。そう言ったコンセプトのもと制作を行った。

加藤茜 KATO Akane

略歴:
 1979年 大阪市生まれ
 2004年 次代の絵本作家22展(第2回絵本コンペティション2004)出品
      CLEAN BROTHERS 清掃プロジェクト参加
 2005年 グループ展「CLEAN BROTHERS の術」、SUMISO、大阪
      個展 ギャラリー八十川、神戸
      グループ展「WEISSRAUM VS CLEAN BROTHERS」 Weissraum、京都
 2006年 グループ展「風雅2006春版画展」 ギャラリー風雅、大阪


コメント:
 都市を走り過ぎてゆく日常から目を外せば、足元には地球、水と空気の流れがあり、植物はいつの間にか芽吹いている。
 それらは私たちの、もう一つの日常である。

奥田望友紀 OKUDA Miyuki

略歴:
 1975年 生まれ
 京都精華大学美術学部 造形学科 入学・中退
 金沢市21世紀美術館 豪華粗品展 入選
 石川の石 参加 入選
 その他 個展

作品サイズ:
横36cm×たて32cm 1点
タイトル:
「草原にて」 2000年頃の冬

コメント:
 この作品を制作しようとしたときは、初夏の暖かい夏の日。家の前の原っぱでキャンバスに油絵の具を広げて、日光の光をあびながら、温かく、心地の良い天候の下でその温かさと光を吸収するように体に取りこんだ気候(日光)を筆の先からキャンパスに色を乗せていく様に日光をカラーに変えながら作品を仕上げました。
 色は少し淡く太陽とスケッチに基づいて仕上げました。
 淡いブルーとオレンジが気に入っています。
 あと、食べたキャンデ―のセロハン?もひっつけてみました。

後期作家

池田千福 IKEDA Senpuku

略歴:
 2004年 京都精華大学造形学科版画専攻 卒業
 2005年 第10回浜松版画大賞展 入選
 2006年 京展 入選

タイトル: 夢の結晶

コメント:
 夜、床に就いて目を閉じたら色と形が現れます。
 暗闇でカメラのフラッシュが光るような感じに見えます。
 それは画にして吐き出さないとずっと体の内側にへばりついています。
 理にかなった形があるはずだ、と思います。何のイメージも喚起させない抽象形態を求めています。

 作品サイズ 120×90cm
 点数 5

西野和利 NISHINO Kazutoshi

略歴:
 1980年生まれ

タイトル:
 風景

コンセプト:
 おもむくままに、いいかげんな認識と風景を眺めながら。

加藤元 KATO Gen

略歴:
 1975年 兵庫県生まれ
 2000年 Camberwell College of Arts Foundation Course卒業
 2004年 Chelsea College of Art and Design BA Fine Art Sculpture 卒業
グループ展
 2000年 Exhibit2000 入選 (London)
 2001年 Dingy (London Brick Lane)
 2002年 Millbank (London)
 2003年 Pizza Express Prospects03 入選  (London)
       Pizza Express Prospects03 Wine Label Prize 受賞
 2004年 Chelsea College of Art and Design BA Fine Art Degree Show (London)
 2005年 Presentation&Exhibition アートコートギャラリー (大阪)

 2001~2004年 長谷川 純 アシスタント

タイトル:
 ''complicated''
 点数 19作品の予定

コンセプト:
 自分の顔を毎日鏡で見て、鏡に映る自分を自分だと認識しています。しかし記憶をたよりに自分の顔を思い浮かべた時、明確には思い起こせません。誰の顔よりも見ている顔なのにあまりにも曖昧でおおまかなイメージしか浮かんでこない。その程度しか見ていないとも言えるが、その程度で十分に色々な物を選別出来る。実際に見ているイメージと記憶のイメージとのギャップ。その辺のギャップや間に感覚的な物が潜んでいるのではないだろうか。本当に見ている物を知ろうとする時に必要な物がこのギャップ・間に存在しているのではないだろうか。

美浪恵利 MINAMI Eri

略歴:
1982年 徳島県出身
2004年 徳島大学総合科学部卒
     初個展「花だより展」
2005年 第59回二紀展入選
     第60回徳島県美術展 準特選
2006年 第16回花の大賞展入選


作品サイズ:
 2点 116×144㎝
 1点 145×145㎝


コメント:
 澄み切った空気。
 湿り気を帯びた空間の中にある花。
 そんなはっとするような、心が呼吸するような世界を描きたい。

蔭山利夫 KAGEYAMA Toshio

略歴:
 全関西美術展(1995入選)
 尼崎市展(1996入選)
 宝塚市展(1997入選)
 泉南市現代美術展(1996局長賞)
 労美展(1997奨励賞)
 丹波市春日水彩展(1995、1997、2003入選)

 所属 奈良・鹿光会


コメント:
 軽快な抽象です。

越智大路 OCHI Taiji

略歴:
 2000年~2003年 京都芸術高等学校卒業
 2003年~2006年 京都嵯峨芸術大学 短期大学部 生活デザイン学科卒業
 有限会社中井工芸社入社 講談社フェイマススクールズ(通信制)在学中
 2003年 京都府主催 緑化運動ポスター優秀賞(京都知事賞)受賞
       京都にてグループ展 「SET FREE」

タイトル: -F-
作品サイズ: 2000×2000×2000(mm) 一点

コンセプト:
 -F-はpuzzleの規則性とblockの自由性という二つの特性を合わせ持つ造形物である。
 複数あるパーツをpuzzleのように規則に従い組み立てることにより一つのblockができる。そしてそれを自由に構成して組み立てることにより「形」を作成する。その過程はこのモノが相対する二つの特性(意味)を持ちながらそれで一つのモノである事、つまり相対する二つの意味は対する意味がなければもう一つの意味は現れない故に絶対である物事の理を物語る。
 -F-という名には(根本、基礎、本来)という意味となるfundamentalと、Fから始まる英単語のいくつかの意味をあたえることによってこのモノに多義性をもたせようとした。

辰巳義隆 TATSUMI Yoshitaka

略歴:
1950年生まれ
1972年大阪芸術大学絵画専攻卒業

グループ展: 1973年より新象展に出展、
 ほか位置展(姫路市立美術館)、
 GOODART展(京都市美術館)など多数。
個展: 1976年より、年1回のペースで画廊みやざき(~1998年)、
 信濃橋画廊(1998年~)にて開催
2004年  現代美術インディペンデントCASO展
2005年  現代美術インディペンデントCASO展


コメント:
 絵を描くことは文化であり、人間が表現しうる素晴らしい行為だと思います。
 それぞれの生きるスペースがありますが。
 自然という大きな時間の流れのなかでは、余りにも短い。
 人間に与えられた限りある時間とスペースの中で何を感じ、今現在を生きている証を如何に表現しうるかと。
 いつも試行錯誤しながら、生命の素晴らしさを永遠のテーマに制作しています。

池田礼子 IKEDA Ayako

略歴:
 1930年 徳島県生まれ
  新象作家協会会員
  日本美術家連盟会員
  フランス ル・サロン会員
  大阪展知事賞受賞
  中日展入選、中津川市展入選、
  フィナール国際美術展入選、欧美展入選、
  中部総合美術展出展(招待)
  比良美術館展出展(招待)
  海外グループ展など出展
  (仏、伊、独、蘭、英、伯、西、豪、米、ハンガリー、韓、露)

 個展8回、海外個展1回


コメント:
 円だけで何処まで表現できるか、幾何学的でリズミカルで音楽が聞こえるような夢のある絵を目指しています。
 今回の「森のうた」は、葉っぱのフレディのように命は受け継がれてゆくということを、哀しみと歓びでうたっています。

 長い間円の変化だけで描いてきました。ハンガリー人のヴァザルリの絵を見て感激して以来です。(私の小さい頃から大好きだった円です。)ちょっと詩的でリズミカルな絵にしたいと思って描いています。

ブワン BUONE

略歴:
1981年 大阪生まれ
2004年  現代美術インディペンデントCASO展 (CASO、大阪)
     個展 "G"ffiti展 (SUMISO、大阪)
2005年 WEISS展 (Weissraum、京都)
2006年 個展 WRiTER'S ROOM (Clean Sisters Gallery、大阪)
     築港赤レンガ倉庫全体を使ったグループ展参加 (大阪)

コンセプト:
 路上にある落書きに興味を持ち、スプレー缶を使って制作しています。
 作品点数 1点、5m×2m

三村亘 MIMURA Wataru

略歴:
個展
 1998 空想の森美術館 JTアートギャラリー
 1999 湯布院駅アートホール
グループ展
 1997 第2回昭和シェル石油現代美術賞展
 1998 '98 ABC美術コンクール/優秀賞
 1999 第28回現代日本美術展
    第5回 ACT大賞展/佳作
 2000 大阪ビジョン21/銅賞
    第29回現代日本美術展/賞候補
 2002 現代日本絵画展/佳作
 2003  現代美術インディペンデントCASO展
 2004  現代美術インディペンデントCASO展
 2005 第13回 吉原治良賞美術コンクール展
     現代美術インディペンデントCASO展

コメント:
不思議な形体が作りだす一つの世界。自然発生した形体とそれらをとりまく環境を表現したもの。静かな世界に流れる生命の存在感を探るように描きとめたものである。

西村のんき NISHIMURA Nonki

略歴:
1957年 大阪に生まれる
1981年 大阪教育大学美術科卒業
大阪 靱ギャラリーにて個展
以後、関西で個展を中心に活動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
個展
 2000年 京都 ギャラリーマロニエ
 2002~5年 東京 ギャラリイK
 2006年 大阪 ギャラリーかのこ
グループ展
 2001~6年  国際インパクト アート フェスティバル (京都市美術館) 
 2003年 アートモダン・チリペッパーズ・シヨウ (大阪 都住創センター)
 2003・5年 現代アーティストセンター展 (東京都美術館)
 2004年 IACK 2004  (京都 ギャラリーマロニエ)
 2004年  現代美術 インディペンデントCASO展
 2005年 千早赤阪村野外美術展in棚田 (大阪 千早赤阪村 下赤坂城跡 棚田の一画)
 2005年  現代美術 インディペンデントCASO展

タイトル: 『光の隙間(平和への思い)』

コンセプト:

窓から柔らかな光が降り注ぐ。
その光は部屋の隅々まで染み渡る。
反射・屈折・透過を繰り返し。

網膜は光を求め、像を結ぶ。
網膜は、光の量にあわせて感度を変える。
ピント・感度の調節に時間のずれが生ずるとき、網膜には写らない気配がうごめく。
切り取られた空間の中で時間をかけて五感を研ぎ澄ませれば、網膜に写るものや写らないものが見えてくるのである。

私は今、何を見て、何を見ていないのであろう。
                      西村のんき

東條久志 TOJO Hisashi

略歴:
 1977年 香川県生まれ。
 1997年 専門学校にて線描画システムの研究をする。
 1999年より放浪癖のため出国。各地の路上で絵の販売をする。
 2005年 ハニカムの製造に従事する。

コメント:
 空の絵を制作しております。
 空の表情を多面的にとらえ展示することで日常にある自然の美を強調したいと思います。

大森梨紗子 OMORI Risako

略歴:
1980年 埼玉に生まれる
1998年 武蔵野美術大学 造形学部 油絵学科 入学
2002年 同大学卒業
    兵庫県の山村へ移り、自給自足の絵描き百姓を志す
2003年 廃材で手作りの家作り、結婚
2004年 長男誕生

展覧会歴
 個展
  2003年 ギャラリー宇沙戯舎(兵庫)
  2004年 ギャラリー夢屋(京都)
  2005年 ギャラリー野土花(鳥取)
      ギャラリー ファーストステージ(京都)

 グループ展
  2002年 artcocktail (山脇ギャラリー/東京)
  2005年 武蔵野美術大学交友会兵庫支部展 (兵庫県立美術館 王子分館)

作品タイトル: 『緑葉』・『黄葉』・『種』・『種』・『種』 計5点
           サイズ 920×920 綿布に油彩


コメント:
 私は山で田・畑・パンを作り、薪を使い自給自足の生活をしながら制作している。
 この生活と作品は深く結びついている。この生活の中で日々、生命の力と現代の山の問題を感じている。
 私の作品はこういった日々の中で、自分が感じたものの積み重ねの中から生まれている。

内田京介 UCHIDA Kyosuke

略歴:
 1980年生まれ。大阪デザイナー専門学校絵本科卒。
 2003年初個展、グループ展やアートイベントに多数参加。
 ユニクロクリエィティブアワード入選。
 その他映像作品や音楽制作でも活動中。


タイトル: べふんんぐごましぴ


コンセプト:
 網膜の信憑性、光の疑い、脳への不信感。感触のない情報の閉鎖。

長島聡子 NAGASHIMA Satoko

略歴:
 1980年 京都府北部生まれ
 2001年 銀座アートミュージアムにてARTBOX大賞展
 2002年 JASPEXライブペインティングコンペ準大賞
 2003年 京都精華大学芸術学部造形学科卒業
 2003年 京都芸術高等学校教諭就任
 2003年 群馬ビエンナーレ奨励賞
 2006年 東京芸術大学芸術学専攻美術教育研究室入学


コメント:
日常生活に必要不可欠な行為、食べる寝る暮らすといった行動を作品制作行為に変換しています。

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