展覧会情報 富永大士 「Melancholic Saturnian」

「キャンバスに描くということは、そこに何を描こうと、所詮は図像(イコン)を表面に磔にする、という行為にすぎないのではないだろうか?」

本展では「表層的な記号をまとった肉体をキャンバスに磔にする」という多くの日本人が置かれている状況―"枠組み"と、キャンバスという"枠組み"に描くことのアナロジーをキーワードに、250×300cmあまりのペインティング2枚を含む大作を中心に、独特でプリミティブな空間を構成いたします。

制作者は、大学在学時の1998年より、東京―ベルリンのギャラリー、オルタナティブ・スペース、路上などで精力的に作品を発表してきました。
本展は、2003年に制作拠点を東京から大阪に移してから初めての個展となります。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。(富永大士)

開催期間
2005年10月4日(火)~10月23日(日) 会期中無休
開館時間
11:00~19:00(最終日のみ17:00)
開催場所
SPACE X
展示内容
絵画
作家名
富永大士 TOMINAGA Taishi

展示風景

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『Mona Lisa』 260 x 290  2004年-2005年


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左:『Realta』 230 x 160  2004-2005年
右:『Dander Head』 130 x 230  2005年


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『Melancholic Saturnian』 256 x 304  2005年


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左:『Lilac Angel』 183 x 260  2003-2004年
右:『Strawberry』 152.4 x 152.4  2005年


富永大士 TOMINAGA Taishi

紋切り型(ステレオタイプ)な物事に囲まれて生活している私達。
 その事に普段は気付かず、なんとも思わない、鈍磨していっている感覚。
 けれども、その予定調和的な紋切り型の営みのなか、ふとしたきっかけでふいに顔をのぞかせる美的なもの。
 そういったものを、身体全体を使って感じとって寄せ集め、キャンバスに“はりつけ”るよう制作しています。


略歴:
1979 熊本生まれ 大阪育ち
2002 東京造形大学 デザイン科 環境計画 卒業
1999 「HUMAN ENTROPY」  ギャルリ伝  (経堂/東京)
2000 「スキマ展」  コマンドN   (秋葉原/東京)
2001 「TRANCE ROOM Project」  ベルリンの壁跡(ミッテ地区周辺/ベルリン/ドイツ)
2005 「現代美術インディペンデントCASO展」  (CASO/大阪)

下の画像
「現代美術インディペンデントCASO展」展示風景・作品写真 (CASO/大阪)

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